Thursday, November 11, 2010

20周年ベスト解説〜「水色メタリックの空」みみあて


(上記バナーをクリックすると本日の曲をお聴きいただけます)



20周年を記念した3枚組ベストアルバムをリリースすることになった。毎日、1曲ずつ紹介しています。1日限定で楽曲をアップしていきますので、よろしければお聴き下さい。(曲は毎日変わります。次の解説ブログがアップすると、このページの楽曲も新しいものに変わってしまいますのでご了承下さい。)

17. 「水色メタリックの空」みみあて(2007年「カンバス」KRCL-104)
 宇都宮で活動する青春ロックバンドみみあての1stアルバムより。宇都宮はなぜかキラキラレコードと縁が深い。2001年くらいにペパーミントキャンディーズというバンドの仕事で何度宇都宮に行っただろうか。その宇都宮から現れたバンドは同じように直球度ストライクロックバンドのみみあて。ストレートなロックを生むという点でもこの街は興味深いなと思う。彼らのリリース時にもレコーディング、写真撮影、レコ発ライブとやはり何度も宇都宮に行った。ジャケット撮影で行った時、早朝に待ち合わせたので夜中から車を飛ばして行ったなあ。彼らよりも僕の方がかなり早く着いてしまい、待つのが大変だった。午前中いっぱい撮影に費やしたのだが、当時のボーカルの髪型があと一歩でアフロくらいの勢いで、しかもモコモコと盛上がっていた。僕が「鉄カブトヘア」と呼んだらすごく凹まれた。自分ではかなりイケてると信じきっていたようだ。ライブでもキャプテン翼のユニフォームを頑に着続けていたりと、個性的な感性を持った彼が作る歌のすべてが、真っ正面からのストレートなロックばかりだったのが、なんか不思議だなあとずっと思っていた。