Monday, November 08, 2010

20周年ベスト解説〜「Rocket」童心スチャラカ


(上記バナーをクリックすると本日の曲をお聴きいただけます)



20周年を記念した3枚組ベストアルバムをリリースすることになった。毎日、1曲ずつ紹介しています。1日限定で楽曲をアップしていきますので、よろしければお聴き下さい。(曲は毎日変わります。次の解説ブログがアップすると、このページの楽曲も新しいものに変わってしまいますのでご了承下さい。)

15. 「Rocket」童心スチャラカ(1998年「GO-GUY!」KRCL-10003)
 童心スチャラカはキラキラレコードで2枚のアルバムをリリースした、初期から中期にかけての重要なバンドのひとつである。スカとラップという当時としては珍しいスタイルと、ホーンセクションを4人含めたメンバー構成は圧巻で、とにかくライブが楽しかった。メインボーカル2人を筆頭に女性メンバーが多いというのも特徴で、それ故のメンバー内での対立なども、バンド寿命を縮めた原因でもあった。腕に自信を持っているメンバーばかりで、後期には徐々にマニアックな曲構成に突き進んでいったように思う。この曲はアルバムデビュー前にオムニバスアルバムに提供した2曲のうちの1つ。僕個人的としては、この初期の頃の楽曲がもっともシンプルで、だからこそリスナーにも伝わりやすい力を持っていたんじゃないかなあと思う。ピュアでストレートで可愛い、大好きな曲だ。