Sunday, May 19, 2013

イクメンウィークエンド

 これは個人的な記録です。こういうことをした日もあると覚えておきたいので、書いているだけです。

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 既に書いたが、昨日土曜日は息子(生後10ヶ月と29日)と一緒に朝からお出かけ。動物園に行った。その後美術館にゴッホ展を観に行く。時間的に微妙だったので美術館のロビー片隅でランチのパンと野菜ジュースを与える。外はけっこう暑かったので、美術館には申し訳ないと思ったが屋内で与える。おなかが満たされた息子を抱え(ベビーカーは混雑する場内には入場不可。クロークに預かっていただく)て絵を観て回る。息子意外とゴッホの絵をガン見してた。

 疲れたのだろう、その後のベビーカーで早くも熟睡。陽射しを避けようと近くのカフェに入ってランチを。比較的優雅な時間だ。そこで約1時間半ほど寝てた息子が起き、カフェの人にお願いしてミルク用のお湯をいただく。カフェの人とても優しく、冷ますために氷入りのボウルまで貸してくれる。京都の人たちはみんな優しい。

 近くのお寺で仕事をしているという友人に会いに二人で石畳を登る。結構大変。石畳でベビーカーを押しているとあまりガタガタするので、息子が可哀想になり途中から抱きかかえて歩く。ベビーカーも荷物も抱えて歩く。友人と久々の再会をした後、最寄りのバス停まで約1km歩き、バスに乗る。帰宅したのが2時半過ぎ。

 帰宅してから夕方まで息子に絵本を読んでやり、シャワーを浴びさせ、夕飯を食べさせ(作るのは奥さん)、僕らも夕飯を食べ、寝かしつけたのが8時半頃。息子は1日の大冒険で疲れたのか朝までほとんど起きなかった。


 今日、日曜は朝7時から朝ご飯を食べさせ、ちょっとゆっくりてから10時に出発。ベビー用品の買い出し。12時30くらいから息子が泣き出すが、車移動中なのでなだめながら帰宅。帰宅して昼ご飯を食べさせ、僕ら両親も遅めの昼食。予定では息子昼寝のはずなのに興奮してるのか車の中で寝たからなのか全然寝ず。

 奥さんは東京から旧友が京都に来ているとのことで1人外出。家には僕と息子だけ。夕方までの約3時間ほど、遊び、大便をしたのでオムツを2度替え、眠そうにしたので寝かせ付け、録画してあった映画を観る。みている途中で泣くのでビデオを止めてあやして、また寝たので再び映画。そのうちに奥さんから旧友との再会の状況を伝える電話があり、帰宅前に息子が腹を空かして泣くだろうということが判明。なのでご飯を炊いて、みそ汁(息子の今の大好物)を作りかけた所で息子起き出し、近寄ってきて泣くので抱っこ紐に収納して料理を続ける。一段落した所でまた息子寝ているのでそうっと布団に下ろす。また寝る。息子はすぐに寝返りをするから、気がつくとふとんからはみ出している。そうこうするうちにご飯炊ける。かき混ぜて息子用のプレートに盛りつけ、冷ます。みそ汁も小さな器についで冷ます。ご飯の上にかける予定の納豆を包丁で刻む。その頃に奥さん帰宅。息子の晩ご飯も出来たので寝ている所を起こす。ほっぺたに畳の跡。寝起きというのに納豆ご飯やみそ汁にパクつく。生命力というのはすごいものだと感心する。

 息子の晩ご飯が終了し、僕ら両親も食べ終えた頃に、義妹が大阪からやってくる。奥さんと義妹が息子をあやして、僕は風呂を入れる。お湯がたまったところで息子と一緒に入浴。上がった後の着替えを済ませ、小1時間ほどあそんでやり、寝かせ付け。彼の生後11ヶ月目の1日が終了した。

 
 父親として普段はなかなか出来ないことを、このところ週末には進んでやろうとしている。でもお母さんの技にはかなわない。多分不器用だなと息子は感じているだろう。それでもうちの父子関係はそういうものだ。不器用なりに頑張っていると感じてくれたんじゃないかと信じたい。

 奥さんにいわせると、僕と2人だけで出かけて帰った後は息子がちょっとだけ成長しているように見えるということだ。母子で行くお出かけとはなんとなく何かが違うんだろう。それが何らかの経験になり、成長につながっているのだとしたらこんなに嬉しいことはない。彼の記憶の奥底に、こんな週末の出来事が沈殿していってくれれば、それだけで肉体的な疲労の甲斐があると、僕は思う。