Friday, December 26, 2008

キラキラビデオニュース



 キラキラレコードで時々不定期に作っているのがキラキラニュースだ。ビデオで作って、web上にアップする。かつては自分のサーバスペースにアップしていたが、今はもうYouTubeにアップする。なぜならYouTubeが以前よりもグッと使いやすくなったからだ。
 
 今回アップしているのは12月21日号。おいおい5日も経ってるじゃないかよって、ごめんなさい。まあキラキラレコードのページでは21日当日にアップしていますから、まあ良しとしましょう。
 
 以前は画面を面白くしようと、僕自身の声で商品を紹介し、それを簡易アニメ(といっても特別なソフトを使った自動生成ではなく、言葉に合わせて一コマ一コマ合わせていくというもの。非常に原始的)が喋るような画面を作って入れていた。で、これがとても大変。凄く時間を食う。ニュース映像を作ろうという気持ちが萎える原因となる。気軽に作れないとなると、ニュースとして発信するものは凄く重要なものだけということになるが、そんな凄い情報ばかりがあるわけでもなく、それで発信自体が滞ってしまう。ミュージシャンからは「ニュースで取り上げてくれ」とか言われて、それをホイホイ聞いているわけにもいかなくて、関係性がギクシャクしたりする。「ニュースに使ってくれ」「いやいや、そう簡単には出来ないんだ」「俺たちの活動は価値がないというのか?」悪循環とはこのことだ。
 
 もちろん、彼らの活動内容がわざわざ取り上げるほどのことでもないということだってある。誰しも自分の活動は過大に評価しがちだ。だが、もっとも問題なのは、気軽にアップできないということだと自分でも思っていた。それで、ビデオの撮影をいかに手軽にするのか、編集からいかに手を抜くか、アップする方法をいかに簡単にするのか、この3点を全部クリアするために、もうアニメでの紹介という形式を省くことにした。そして撮影はビデオカメラではなくてスチル用のデジカメに付いているビデオ機能を使うことにした。これにすると音声がちょっと、というよりかなり弱くて、音圧を上げたりするとノイズが目立つようになる。それでも、それでもいいじゃないか。パソコンへの接続もUSB1本で手軽だし、ちょちょいと出来てしまう。そしてYouTubeにアップするのであれば、どのパソコンからだって出来る。ネットカフェからだって出来ちゃうのだ。もちろんデジカメの画像をそのまま圧縮してアップするほどの手抜きではなくて、そこそこに字幕を用意して当てはめたりの編集くらいはする。でもかつてのニュースに較べれば圧倒的に簡単に情報を出せる。しかも一度YouTubeにアップしてしまったら、各バンドマンたちが書いているブログなんかでも簡単に埋め込めて引用できる。バッチリだ。
 
 これは要するに、時代の流れなのだろうと思う。かつて2000年に日記を始めたときにはブログなんて無くて、だから自分のサーバスペースにアップして公開するしかなかった。ブログが始まってもなかなかそこに乗り換えられなかったけれど、いざやってみれば、これまでなんでやらなかったんだろうとか思ったりする。映像も、そういうインフラの変化で、ユーザーに届けるための方法が変わるし、ユーザーが求めるスピード感なんかも変わってくる。もちろんそれに対応するために粗製濫造になることには注意しなければと思うのだが、でも一方では、速射砲のようにいろいろとニュースを発信していかなければ忘れられてしまうという恐れも、心のどこかに抱いていたいと思っているのである。
 
 
 最後になりましたが、上記の天空快のニュース、マキシシングルが出てますので、みなさんどうか買ってください。amazonへのリンクを張っておきます。